「羊と鋼の森」

f:id:kimukimu1978mac2017:20180305220428j:plain

何気なく買って読んだ本ですが、とても面白く、この世界に入り込んでしまいました。

さすが、「本屋大賞」を獲った作品ですね。

 

昨年読んだ「蜂蜜と遠雷」の時もそうでしたが、音楽を題材にしている作品であり

ながら、読んでいて浮かんでくるのは音ではなく、風景や情景でした。

羊と鋼の森」は舞台が北海道であり、主人公・外村の故郷の風景が綺麗に浮かんで

きました。何となく、昔、住んでいた広島の団地の裏山を思い出しました。

佐倉姉妹の表情やしぐさも、ありありと思いうかべることができました。

 

ホントに最後の方はこの世界に入り込んでしまい、電車のアナウンスが聞こえなく

なってしまい、危うく乗り過ごすところでした。

 

映画化されるとのことですが、この世界観をうまく表現してもらいたいです!